久しぶりに降った都心の雪、
雪は静かだ、どこにも行かずじっとしていた、やっと自分が帰ってきた。
自分とは常に何かと戦う、いろんなことを考えた、吉田松陰の兵法のことも考えた、妻のことも考えた、家のことも考えた、恋人(勝手に思っているだけ)のことも考えた。なくなったおじ様のことも考えた、仕事もことも考えた、部下のことも考えた、当然金のことも考えた、エッチなことも考えた。
そしてわかった、自分が一番盛り上がるツボ、それは湧き上がる闘士、行き場の闘士はいつしか他人を傷つけ、いつしかそれは自分へ向かい自分を傷つける。そんな闘士を様々なところへむけて、正義のモラルの大義名分を探し回る。もがき続けながらその先の答えを探しつつ先へ進んでゆく。
今の自分はまだまだ小舟の船長、そうこうしているうちに大航海してゆける船をもつ、その日まで、、